「将来、どんな人生を送りたいですか?」
こう聞かれて、すぐに答えられる学生は多くありません。
それは当然のことです。社会人になる前は、仕事・結婚・住まい・老後など、まだ実感が湧きにくいからです。
しかし、人生の選択とお金は、切っても切れない関係にあります。
だからこそ、社会に出る前の今のうちに知っておきたいのが
「ライフプラン」と「マネープラン」の関係です。
目次
Toggleライフプランとは「人生の設計図」
ライフプランとは、
自分がどんな人生を歩みたいかを時系列で考えることです。
たとえば、
・どんな仕事をしたいか
・何歳くらいで結婚したいか
・子どもは欲しいか
・どこに住みたいか
・将来はどんな暮らしをしたいか
これらはすべてライフプランの一部です。
ポイントは、「正解」を決めることではありません。
「自分なりの理想」を描くことが大切なのです。
マネープランとは「お金の使い方・備え方」
一方、マネープランとは
人生を実現するために、お金をどう管理・準備していくかを考えることです。
具体的には、
・収入をどう使うか(生活費・貯蓄・投資)
・いつ、どれくらいお金が必要になるか
・将来に向けて、どう備えるか
を整理することを指します。
つまり、
ライフプランが「目的」、マネープランが「手段」なのです。
なぜライフプランなしにマネープランは立てられないのか
よくある誤解があります。
「とりあえず貯金しておけば安心」
「お金は多いほうがいい」
確かに間違いではありません。
しかし、目的のないお金は、不安を減らしてくれません。
たとえば、
・何のために貯めているのかわからない
・使うのが怖くなり、我慢ばかりになる
・周りと比べて焦ってしまう
こうした悩みは、ライフプランが曖昧なままお金だけを考えていると起こりがちです。
「どんな人生を送りたいか」が決まって初めて、
「いくら必要か」「どう準備するか」が見えてきます。
学生のうちに考えておきたい3つの視点
① お金は「幸せのゴール」ではない
お金そのものが目的になると、
「もっと、もっと」と不安が増えていきます。
お金はあくまで、
やりたいことを実現するための道具です。
② 人生は変わる前提で考えていい
今決めたライフプランが、将来変わっても問題ありません。
・就職先が変わる
・価値観が変わる
・・ゴールド環境が変わる
人生は想定外の連続です。
大切なのは、考える習慣を持つことです。
③ 「早く知る」だけで将来は大きく変わる
収入が少ない学生でも、
・お金の基本を知る
・無駄な借金をしない
・収支を意識する
これだけで、社会人になってからの差は大きく広がります。
ライフプラン × マネープランは一生見直すもの
ライフプランもマネープランも、
一度作ったら終わりではありません。
・就職したとき
・結婚したとき
・転職したとき
・子どもが生まれたとき
人生の節目ごとに見直していくものです。
だからこそ、学生の今は
「完璧に作る」必要はありません。
まずは、
「自分はどんな人生を送りたいんだろう?」
と考えることから始めてみてください。
まとめ
人生を考えることは、お金を考えること
・ライフプラン=人生の方向性
・マネープラン=人生を支えるお金の計画
・お金は人生を縛るものではなく、支えるもの
社会に出る前の今だからこそ、
「お金に振り回されない人生」を考える第一歩を踏み出してほしいと思います。
あなたの人生の主役は、あなた自身です。
お金は、あなたの人生を応援するパートナーにしていきましょう。
【ライフプラン簡易ワーク】
① 人生の方向性を考える(正解はありません)
まずは「今の気持ち」でOKです。
思いつくままに書いてみましょう。
| 質問 | 記入欄 |
|---|---|
| 将来、どんな働き方をしたい? | |
| どんな生活スタイルに憧れる?(場所・時間・自由度など) | |
| 大切にしたい価値観は?(安定/挑戦/自由/家族など) | |
| 「これは嫌だな」と思う生き方は? |
② 主なライフイベントを書き出す
「起きるかもしれない未来」を可視化します。
| ライフイベント | 何歳頃? | 今の考え |
|---|---|---|
| 就職 | ||
| 転職・独立 | ||
| 結婚 | ||
| 子ども | ||
| 住まい(賃貸・購入) | ||
| 老後の暮らし |
※ すべて埋めなくてもOK
※ 「未定」「わからない」も立派な答えです
③ お金が関係しそうなことを考える
ライフイベントとお金を結びつけてみましょう。
| 項目 | 思いつくこと |
|---|---|
| 大きなお金がかかりそうなこと | |
| 将来、不安に感じるお金のこと | |
| 「これにはお金を使いたい」と思うこと | |
| 逆に、無駄だと思う支出 |
④ 社会人になったら意識したいお金の行動
「できそうなこと」を選ぶのがポイントです。
□ 毎月の収入と支出を把握する
□ 先取りで少額でも貯蓄する
□ 借金(特にリボ払い)の仕組みを理解する
□ お金の知識を学び続ける
□ 周りと比べすぎない
今の自分にできそうなものに ✔ を入れましょう
ワークシートの使い方アドバイス(学生向け)
・1年に1回、書き直してOK
・友人や家族と話しながら使ってもOK
・将来変わっても「失敗」ではありません
考えた経験そのものが将来の武器になります。
