日本もいよいよ長期間のデフレを脱してインフレに突入しました。
インフレ時には現金は価値が下がり、物価が上昇していきます。
これまでは預貯金をしていれば問題ありませんでしたが、これからはインフレに負けないように投資をしていく必要があります。
投資にはさまざまな方法がありますが、今回はインフレに強いといわれる不動産投資についてみていきましょう。
【不動産投資の種類】
⑴区分マンション
⑵1棟マンション
⑶1棟アパート
⑷築古戸建
⑸海外不動産
⑹不動産小口化商品
⑺駐車場 など
【不動産投資の特徴】
⑴家賃収入が得られる
⑵将来の自分年金になる
⑶ローンを活用できる
⑷保険の役割がある
⑸空室のリスクがある
⑹家賃や金利の変動リスクがある
⑺修繕が必要 など
【不動産投資で失敗しないよう始める前に知っておくべき基本】
⑴物件の管理方法について
⑵物件の選び方
⑶入居率を上げるための方法
⑷物件の種類と立地についてのマーケティング
⑸有利な条件でローンを活用する方法
⑹不動産会社との付き合い方
⑺火災保険の仕組みについて
⑻優良物件の探し方
⑼良い不動産会社の選び方 など
このように、不動産投資について種類や特徴を見てみると知っておくべきことが多岐にわたります。
これらを独学で学ぶには時間もお金も必要です。
効率よく学ぶ方法には、どのようなものがあるでしょうか?
【不動産投資について学ぶ手段】
⑴本を読む
⑵ネットで情報収集
⑶セミナーに参加する
⑷友人、知人に聞く など
日本ではお金について話すことをネガティブに考える人がいます。
職場や仲間内で投資の話などがしにくい雰囲気があり、ひとりで悶々としていることも。
大抵の場合、不動産投資で上手くいっている人は『不動産投資は良いよ』『やった方がいいよ』と答えますが、
実際に不動産投資をしたことがない人や上手くいっていない人は『不動産投資は危ないよ』『やらない方かいいよ』と答えることがよくあります。
まずは本を読んで勉強する人もいますが、専門用語がわかりにくかったり、著者によって何を良しとするかは変わってきます。
複数の書籍を読んで比較してみましょう。
活字が苦手な人はYouTubeなどオンライン動画で学ぶこともできます。こちらもさまざまな人が色々な角度から不動産投資について解説しています。
ただ、より具体的な話を聞きたくなっても動画は一方通行です。
質問したり、より具体的な話を聞きたい時には対面での不動産投資セミナーに参加することも選択肢のひとつです。
【不動産投資セミナー選びで失敗しない基本を学ぶ】
不動産投資セミナーには無料と有料のものがありますが、最初は無料のセミナーに参加してみましょう。
セミナーを選ぶ際には下記の点に注意しましょう。
【不動産投資セミナーの最新情報】
【不動産投資セミナー選びで失敗しないポイント】
⑴主催者はどこか
⑵講師はだれか
⑶講師の実績は
⑷テーマは自分に合っているか
⑸評判はどうか
不動産投資セミナーの内容は、主催者やテーマによって結論が変わることがあります。
デベロッパーなど新築物件を扱っている会社が主催のセミナーであれば新築を勧めるでしょうし、
一棟アパートを扱っている会社であれば1棟アパートを勧められます。
自分自身が不動産投資の仕組みについて理解できた状態で、かつ「何を求めるのか」明確であれば問題ありませんが、
よくわからないまま不動産投資をスタートしてしまうと後悔することになります。
不動産投資は金融機関から融資が受けられるリスクの低い投資ではありますが、金額が大きいので
あとで方向転換しようとしても難しい投資です。
焦ってスタートするのではなく、しっかりと自分の人生設計と合った不動産投資を選択しましょう。
また、不動産投資以外にも資産運用の方法はありますので視野を広く持って
よりよい選択をしていきましょう。
【不動産投資のメリット】
①安定した家賃収入(不労所得)
②節税の効果(所得税、住民税)
③保険の効果
④自分年金の確保(老後の年金)
⑤相続対策
⑥インフレ対策
投資用物件を購入する際、銀行などから融資を受ければ当然ですが返済が必要となります。
「毎月の支払いが大変なのでは?」と感じますが、月々の返済は入居者の家賃で支払うことができるので
オーナーは負担がほとんどない状態で不動産投資を行うことができます。
購入時に不安に感じる方もいますが、ローンを組む場合には
当初の資金(諸費用)として70~90万円程度あれば新築ワンルームマンションを購入できます。
この負担をクリアできれば、老後に家賃収入を得られる仕組みができます。
ローンの支払いが終われば、その先の家賃収入は利益として毎月の収入になります。
ローンの完済後には、たとえば家賃が5万円程度の物件でも、10年間なら600万円、
20年では1200万円ほどの利益をもたらしてくれます(修繕費や税金等は除く)。
また、ローンを利用する際には金融機関の審査があります。
審査の内容は、まず購入者の収入と資産状況の確認、
投資しようとしている対象の物件に資産価値があるか立地や構造などから判断します。
価値の高い物件の場合にはフルローンといって頭金なしでの投資が可能です。
不動産投資では立地や設備なども大切ですが、低い金利で長期間にわたってローンが組めることもポイントになります。
ローンを活用して不動産投資を始める場合には、ローンの金額と同額の生命保険に加入することになります。
これを団体信用生命保険といいますが、こちらは別途の掛け金を払う必要はありません。
そのため、生命保険の節約になりますので不動産投資を始められたら保険の見直しをしましょう。最近ではガンに対応したガン団信などもあります。
さらに、公務員や会社員には難しい節税ができるようになります。
この節税効果はiDeCoやふるさと納税よりも効果が高い方法になります。
他にも不動産投資には様々な方法があります。
初心者は区分マンション投資、余剰資金や年収が1000万円以上あるのであれば1棟アパートや1棟マンション、
余剰資金があり利回りを追及したいのであれば築古戸建などです。
国内の投資では物足りない人は海外不動産もありますが、取り扱っている不動産業者の数が少ないので見極めは慎重に行ってください。
不動産業者にもデベロッパーや仲介会社、賃貸会社、不動産管理会社など様々な種類があります。自分自身の目的に合った会社を選ぶようにしましょう。
それぞれの会社ごとに方針や特徴がありますが、担当者は知識や経験が豊富で投資家目線で対応してもらえる人を探しましょう。
【不動産投資セミナーへ参加された感想】
・不動産投資と他の資産運用との違いが理解できた(30代男性)
・不動産投資が失敗しにくい仕組みがわかった(30代女性)
・疑問点が払拭できた。これから前向きに検討したい(40代男性)
・セミナーに参加するか悩んでいたけれど来てよかった(40代女性)
・ひとくちに不動産投資といっても様々な方法があることが知れて良かった(50代男性)
失敗しないためにも情報取集をしっかり行い、悔いのないようにしましょう。
著:株式会社FAMORE 代表取締役 武田拓也