― 情報が多すぎる時代に「失敗しない人」の考え方 ―
「この投資信託、絶対に上がるらしい」
「この人の言う通りにやれば、誰でも増える」
SNSを開けば、毎日のように投資の情報が流れてきます。
便利な一方で、FP相談の現場では
「SNSが原因で投資に失敗した人」も増えています。
問題なのは、SNSそのものではありません。
SNSとの「距離感」を間違えることが、失敗の原因です。
SNSは「情報」ではなく「刺激」でできている
まず理解しておきたいのは、
SNS上の投資情報の多くは、
・正確さ
・再現性
・あなたとの相性
よりも、
・目を引く
・不安を煽る
・希望を与える
ことを優先して作られている、という点です。
FP相談でよく聞く言葉に、こんなものがあります。
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「みんな儲かっているように見えた」
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「自分だけやっていない気がして焦った」
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「損している人の話はあまり見なかった」
SNSは成功体験だけが強調されやすい世界。
それを現実と同じ尺度で受け取ると、判断を誤ります。
なぜSNS発の投資は続かないのか
SNSきっかけで始めた投資が続かない理由は明確です。
理由① 自分の目的と結びついていない
・老後のため?
・将来の安心のため?
・毎月のおこづかい?
こうした目的を考えず、「おすすめされていたから」で始めると、
値下がりした瞬間に支えを失います。
理由② 判断を他人に預けている
SNSでは、
・買うタイミング
・商品
・乗り換え
すべてを「誰か」が決めてくれます。
しかし、
下がったときに責任を取ってくれる人はいません。
判断を自分でしていない投資は、不安になった瞬間に崩れます。
理由③ 情報が常に更新され続ける
SNSの投資情報は、
・今日の正解
・今月のおすすめ
・次のトレンド
へ次々に変わります。
長期投資に必要なのは「継続すること」ですが、SNSは変え続けることを前提にした媒体なのです。
FP相談現場で多いSNS投資の失敗パターン
FP相談で実際によくあるのは、次の流れです。
①SNSで話題の商品を購入
②最初は少し上がる
③下がり始める
④別の「おすすめ」が流れてくる
⑤何が正しいか分からなくなる
⑥不安になり相談 → または売却
これは知識不足というより環境の問題です。
投資で失敗しない人の「SNSとの距離感」
では、うまくいっている人は
SNSとどう付き合っているのでしょうか。
① SNSは「きっかけ」と割り切る
・情報収集の入口として使う
・あくまで判断するための材料と割り切る
「知る」と「決める」を分けています。
② 投資判断は「静かな場所」で行う
・FP相談
・書籍
・公式資料
刺激の少ない情報源で判断するのが特徴です。
③ SNSを見る頻度を意図的に減らす
・毎日見ない
・下落時ほど見ない
SNSとの距離を取ることで、
感情が安定します。
FPが伝えている一言
FP相談の現場で、必ず伝えている言葉があります。
「SNSで成功しているように見える人と、
あなたの人生設計は同じではありません。」
投資は競争ではありません。
自分の生活・価値観・ゴールに合っているかがすべてです。
SNS時代に必要なのは「情報力」ではない
これからの時代に投資で必要なのは
・たくさんの情報
・早い判断
・トレンドへの敏感さ
も必要ですが、
・情報を取捨選択する力
・継続する力
・自分の投資目的を見失わないこと
です。
【まとめ】SNSから一歩離れた人が、最後に残る
SNSは便利です。
しかし、投資においては近すぎると失敗しやすい。
・他人の成功を自分の基準にしない
・おすすめ=正解と思わない
・判断は静かな場所で行う
この距離感を保てた人だけが、
NISA・積立投資を「安心につながる資産形成」に変えられます。
