グループホームとは?
老後も元気に過ごしたいところですが、加齢とともに病気にかかる可能性が高くなります。最近では人生100年時代と言われていますが、長生きすることによりガンや認知症になる人が増加しています。
高齢になるとカギやリモコンなどをどこに置いたのか忘れたり、昨日の夕食は何を食べたのか忘れたりすることも増えます。ただ認知症になると、もの忘れではなく「買い物に出かけたら自宅へ戻れない」「夕食を食べたことを忘れる」ということがおこります。そうなると自宅で過ごすことが難しくなります。
そんな時に認知症の人専用の「グループホーム」があります。
グループホームは、要支援2以上の高齢者が利用できる小規模な施設です。
自宅での生活が難しくなったら利用することになります。日常生活における身の回り全般のサポートを施設の介護スタッフがしています。
職員が24時間在中しているので安心して過ごすことができます。
認知症の入居者が小集団で生活する場です。
主なサービス内容は、利用者の健康管理や介護、生活支援です。
費用はどれくらい?
グループホームの費用は、利用者の要介護度や居住する地域によって異なります。
以下に一般的な費用の目安を提示しますが、具体的な金額は個別の状況によって異なるため参考程度にお考えください。
月額利用料の目安
約12~25万円
月額の費用には以下のような項目が含まれています。
1.介護サービス費用: 入所者の要介護度に応じた介護サービスを提供するための費用です。
2.居室費用: 居住する部屋の利用料金です。個室や多人数部屋など、部屋の広さやタイプによって費用が異なります。
3.食事費用: 施設内で提供される食事の費用です。一般的には、日々の朝食・昼食・夕食が含まれます。
4.生活支援費用: 入所者の生活全般のサポートや生活環境整備のための費用です。共用施設の利用やレクリエーション活動などが含まれる場合があります。
グループホームは主に社会福祉法人や民間企業などが運営しています。