ライフプランニング(人生設計)について

ライフプランニング(人生設計)について

著者紹介

代表取締役 武田 拓也

ファイナンシャルプランナー(AFP)/社会福祉士/高校教諭1種「福祉」
代表取締役 武田 拓也

元「高校教員」、現役「専門学校講師」
資産運用歴18年の実力派ファイナンシャルプランナー。
失敗談や成功例を実体験に基づいてお伝えしています。
社会福祉士としてNPO法人の理事や大学校友会の理事長など地域福祉にも取り組み中。
高校や大学、事業団体などで年100回以上の講演を実施。
趣味:人の話を聞くこと、資産運用(株式投資、不動産投資、投資信託、その他)

ライフプランニング(人生設計)は自分自身の人生をより良いものにするために
とても有効なツールです。
人生100年時代と言われる昨今、定年を迎えて毎日日曜日で優雅に過ごせるかというと、難しい状況です。
人によっては定年後も仕事を続けたり、老後に節約生活を強いられる人もいます。
自分自身が思い描く人生を送るためにも早くから適切な計画を立てて、「自分らしい人生」を実現できるように準備をしていきましょう。

人生には大きなイベント(ライフイベント)がいくつかあります。
「結婚」「出産」「住宅の購入」「子育て」「介護」などですが、それぞれにお金がかかります。
これらのイベントは発生することがわかっているので、必要となる金額を事前に確認しておき、備えておくと良いでしょう。
ただ、備える手段として
これまでは預貯金や保険でしたが、低金利の今は以前のようにはいきません。
目的に合った金融商品を選択し、活用していくことが求められます。

例えば、結婚や出産については準備できる期間は5年もないと思いますが、
子供の大学進学費用や介護については10年以上の時間があります。
この「準備期間」によっても選択肢は変わります。

いづれのイベントも決まった費用が発生するので金融商品は「債券」や「投資信託」などリスクの低いものを選びます。
目標金額も「結婚式」の費用なら式代の半分で200~250万、「大学の進学費用」なら初年度の150~300万、「介護費用」なら在宅介護で300~600万円ほどは準備しておきたいところです。

今の生活も大変ですが、家計のやりくりをして余剰資金があれば将来への備えとして
まずは少額からの積立を行っていきましょう。

著:株式会社FAMORE 代表取締役 武田拓也(ファイナンシャルプランナー)

2022/8/15