不動産投資は東京か?海外か?徹底比較でわかる最適な選択

不動産投資は東京か?海外か?徹底比較でわかる最適な選択

著者紹介

代表取締役 武田 拓也

ファイナンシャルプランナー(AFP)/社会福祉士/高校教諭1種「福祉」
代表取締役 武田 拓也

元「高校教員」、現役「専門学校講師」
資産運用歴18年の実力派ファイナンシャルプランナー。
失敗談や成功例を実体験に基づいてお伝えしています。
社会福祉士としてNPO法人の理事や大学校友会の理事長など地域福祉にも取り組み中。
高校や大学、事業団体などで年100回以上の講演を実施。
趣味:人の話を聞くこと、資産運用(株式投資、不動産投資、投資信託、その他)

不動産投資を検討する際、多くの投資家が悩むテーマが
「東京に投資すべきか、それとも海外か?」という問題です。

安定性の東京か、成長性の海外か。
本コラムでは、東京不動産と海外不動産を多角的に比較し、それぞれのメリット・デメリット、向いている投資家タイプまで整理します。


① 市場規模と安定性の比較

■ 東京(日本国内)

日本の首都である東京は、政治・経済・金融の中心地です。

【特徴】

  • 人口流入が続くエリア

  • 空室率が比較的安定

  • 金融機関の融資が付きやすい

  • 中長期的な価格安定性

東京は「守り」の投資市場と言えます。


■ 海外不動産(例:ドバイ・フィリピン)

近年、日本人投資家に人気なのが海外不動産です。
特に中東のドバイや東南アジアのマニラなどは注目市場です。

【特徴】

  • 人口増加率が高い

  • 経済成長率が高い

  • 利回りが高い

  • 税制優遇がある場合も

海外は「攻め」の投資市場です。


② 利回りの比較

東京

  • 表面利回り:約3~5%

  • 実質利回り:2~4%前後

安定はしているが、高利回りは期待しにくい。

海外

  • 表面利回り:6~10%以上の事例も

  • キャピタルゲインが狙える市場あり

ただし、為替変動リスクや政治リスクを含むため、数字だけで判断するのは危険です。


③ キャピタルゲイン(値上がり益)の可能性

東京

  • 急騰は少ない

  • 再開発エリアは堅調

  • インフレ局面では価格維持しやすい

海外

  • 新興国では大幅上昇の可能性

  • 逆に暴落リスクもある

  • 市場の透明性に差がある

海外はハイリスク・ハイリターン型です。


④ 融資環境の違い

東京

  • 日本の金融機関が積極融資

  • 金利は比較的低い

  • レバレッジが効きやすい

海外

  • 現地融資は難易度高め

  • 日本の金融機関は原則融資不可(例外あり)

  • 自己資金比率が高くなる傾向

レバレッジ戦略を重視するなら東京が有利です。


⑤ 為替リスク

海外不動産最大の特徴は為替リスクです。

円安になれば利益拡大、円高になれば目減り。
長期的な資産分散としてはメリットになりますが、短期投資では変動要因になります。

東京投資には為替リスクはありません。


⑥ 税制の違い

東京

  • 日本の税制に準拠

  • 減価償却メリット

  • 所得税・住民税の影響

海外

  • 国によって税制が大きく異なる

  • 二重課税の問題

  • 現地税務の理解が必要

税務戦略まで考慮できる投資家でなければ、海外は難易度が上がります。


⑦ リスクの種類

項目 東京 海外
空室リスク 低め 国により差大
為替リスク なし あり
政治リスク 国による
災害リスク 地震あり 国による
情報の透明性 高い 市場により差

海外は「情報格差リスク」が大きい点が最大の注意点です。


⑧ 投資家タイプ別のおすすめ

東京向き

✔ 初心者
✔ 安定志向
✔ レバレッジ重視
✔ 長期保有

海外向き

✔ リスク許容度が高い
✔ 為替分散したい
✔ 成長市場に投資したい
✔ ポートフォリオを国際分散したい


【結論】正解は「どちらか」ではなく「組み合わせ」

資産形成において重要なのは分散です。

  • 東京で安定収益を確保

  • 海外で成長リターンを狙う

この組み合わせが理想的なポートフォリオ戦略となります。

不動産投資は「場所」よりも「戦略」が重要です。

✔ 投資目的
✔ 保有期間
✔ リスク許容度
✔ 資金計画

これらを明確にした上で選択することが成功への鍵です。

2026/2/23