安定したリターンを実現する債券という仕組み

安定したリターンを実現する債券という仕組み

著者紹介

代表取締役 武田 拓也

ファイナンシャルプランナー(AFP)/社会福祉士/高校教諭1種「福祉」
代表取締役 武田 拓也

元「高校教員」、現役「専門学校講師」
資産運用歴18年の実力派ファイナンシャルプランナー。
失敗談や成功例を実体験に基づいてお伝えしています。
社会福祉士としてNPO法人の理事や大学校友会の理事長など地域福祉にも取り組み中。
高校や大学、事業団体などで年100回以上の講演を実施。
趣味:人の話を聞くこと、資産運用(株式投資、不動産投資、投資信託、その他)

投資にはリスクがつきものです。
株式投資やFXなどの短期売買で損をした経験がある人は多いのではないでしょうか。
常に画面(チャート)を確認し、仕事中にも値動きが気になって仕方ないという話をよく聞きます。
手間暇かけたにも関わらずに損をしてしまうのであれば、手間暇かけずに着実なリターンを求めて債券を選択するのも一つです。

【債券の特徴】

①元本保証

②発行主体によって名称が変わる(国債・社債・外債など)

③満期が決まっている

④購入した時点でリターンが確定する

 

債券には国が発行主体である国債、会社が発行する社債、海外の国や会社が発行する外債などがあります。

債券は発行主体が破綻しない限りは満期になると元本と利息が手元に入ってきます。
国が破綻することはほぼないのでリスクが低い投資先になります。ただ、リスクが低いということはリターンも低くなります。
2023年2月現在の個人向け国債のリターンは0,05%~0,32%です。
参照:https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/

これは100万円を国債に投資した場合、年間で500円~3200円の利息になります。
もう少しリターンがほしいという場合には社債という選択肢があります。国に比べて会社の方が破綻する確率は高くなるのでリターンも高くなります。
規模の大きな会社が発行している社債であればリターンは1~2%ほどです。
参照:https://www.bk.mufg.jp/kigyou/ir/bond/index.html

また社債によっては年2~6%程度の利息がつくものもあります。

ただし、外債については為替変動リスクがあります。金利が高くとも、円高になると為替差損により資産が減ってしまう可能性があるので注意してください。

社債を選ぶ際には発行主体の財務状況や将来性の確認が必要になります。
また取り扱っている会社が金融商品取扱業者の登録を受けていることの確認もしておきましょう。

社債を専門に取り扱う証券会社にsiibo証券があります。
利回りを重視する方であれば参考にしてみてはいかがでしょうか。
URL:siiibo証券について

2023/2/24