トランクルーム投資とは?利回り・リスク・成功のポイントを徹底解説

トランクルーム投資とは?利回り・リスク・成功のポイントを徹底解説

著者紹介

代表取締役 武田 拓也

ファイナンシャルプランナー(AFP)/社会福祉士/高校教諭1種「福祉」
代表取締役 武田 拓也

元「高校教員」、現役「専門学校講師」
資産運用歴18年の実力派ファイナンシャルプランナー。
失敗談や成功例を実体験に基づいてお伝えしています。
社会福祉士としてNPO法人の理事や大学校友会の理事長など地域福祉にも取り組み中。
高校や大学、事業団体などで年100回以上の講演を実施。
趣味:人の話を聞くこと、資産運用(株式投資、不動産投資、投資信託、その他)

近年、不動産投資の新たな選択肢として注目を集めているのがトランクルーム投資です。

アパート経営や区分マンション投資とは異なり、「人」ではなく「物」に貸すビジネスモデルであることが大きな特徴です。

本記事では、トランクルーム投資の仕組み、メリット・デメリット、利回り、リスク、成功のポイントまでを分かりやすく解説します。


トランクルーム投資とは?

トランクルーム投資とは、収納スペース(コンテナ型・屋内型など)を設置し、利用者に貸し出すことで賃料収入を得る不動産ビジネスです。

近年は都市部を中心に、

・住宅の狭小化

・ミニマリズム志向

・在宅ワークによる収納不足

・趣味用品・法人書類の保管需要

などを背景に、安定的なニーズが拡大しています。


トランクルーム投資の種類

① 屋外型(コンテナ型)

土地にコンテナを設置して貸し出すタイプです。

特徴

・初期投資が比較的低い

・郊外でも運営可能

・管理が比較的シンプル

郊外の遊休地活用として人気があります。


② 屋内型(ビルイン型)

ビルや商業施設内に収納スペースを設置するタイプです。

特徴

・都市部向き

・空調完備で単価が高い

・女性利用者も多い

初期費用は高めですが、月額単価も高く設定できます。


トランクルーム投資の利回りは?

一般的な想定利回りは6〜15%程度です。

マンション投資と比べると、高い利回りが期待できるケースもあります。

ただし注意点は稼働率が収益を大きく左右することです。

満室想定では高利回りでも、稼働率が低いと収益は半減します。


トランクルーム投資のメリット

① 人間トラブルが少ない

住居と違い、騒音や家賃滞納トラブルが比較的少ない傾向があります。

② 修繕コストが低い

水回りや内装設備がないため、修繕費が抑えられます。

③ 退去リスクが分散される

1室あたりの単価が低いため、1件解約の影響が限定的です。

④ 景気変動に比較的強い

法人需要や引越し需要など、多様な利用動機があります。


トランクルーム投資のデメリット・リスク

① 立地依存度が高い

需要がないエリアでは空室が続きます。

② 参入障壁が低い

コンテナ設置型は競合が増えやすい傾向があります。

③ 災害リスク

台風や浸水エリアではコンテナ型は特に注意が必要です。

④ 金融機関の融資が限定的

マンションに比べると融資条件が厳しくなります。


成功するための5つのポイント

① 需要調査を徹底する

周辺人口、競合施設、世帯構成を確認。

② 視認性の高い立地を選ぶ

幹線道路沿いや住宅密集地が有利です。

③ 稼働率70%を損益分岐点の目安に

事業計画は保守的に設定しましょう。

④ 管理会社選びが重要

集客力・実績のある会社と提携することが成功の鍵です。

⑤ 出口戦略を考える

将来的に売却可能か、土地転用できるかを検討しておくことが重要です。


トランクルーム投資はどんな人に向いている?

・遊休地を持っている人

・アパート経営より手間を減らしたい人

・分散投資の一部として検討したい人

・小規模から始めたい投資家

逆に、フルローンで高レバレッジ運用を狙う方には不向きなケースもあります。


【まとめ】トランクルーム投資は「立地ビジネス」

トランクルーム投資は、比較的シンプルで始めやすい不動産ビジネスですが、成功の可否は立地と稼働率に大きく左右されます。

利回りの高さだけに注目せず、

・需要分析

・競合調査

・災害リスク

・資金計画

を総合的に検討することが重要です。

不動産投資の一つの選択肢として、ポートフォリオ分散の観点からも検討する価値は十分にあるでしょう。

より詳しい情報や具体的な案件情報が必要な場合はお問い合わせください。

2026/2/24