高校での金融教育が始まっています。
大人になってからでは困ることもあるので、今のうちに最低限の「お金の知識」を身につけておきましょう。
①お金を上手に管理するポイント
お金の教育を受けたことのない高校生がどうすれば、お金を上手く管理して貯めることができるのでしょうか。
- お小遣い帳をつける(レシート、領収書を取っておく)
- 月々、何にいくら使ったのかを把握する
- 「必要なもの」「楽しみ・遊び」「貯める」の3つにお金を分類する
- 袋分け貯金→目的別にお小遣いを分けて管理する
- 買う前に「本当に必要なのか?」その場で判断せずに家に帰って考える
- 欲しい物の金額を確認して、月々のお小遣いから「貯める」目標金額を設定する
- 欲しいものなど「目標」を設定して、「500円玉貯金」「10万円貯まる貯金箱」など、すぐに取り出せない貯金箱で「お金を貯めること」を楽しみながら実践する。
②お金を貯められず、すぐに使ってしまう場合どうしたら良いのか?
自分一人ではお金を貯められない場合には、どうすれば良いのでしょうか?
- 親にお金を預かってもらい、必要な時に「理由」と「金額」を伝えてからお金を受け取る
- または銀行に振り込んでもらい、すぐに取り出せないようにしておく
- 親にお金を預ける際に、預かり証を書いてもらう&褒めてもらう
③物やサービスを購入するためには、どのような方法があるのか?
物やサービスなどを手に入れるために、お金の支払い方法には現金以外にどのような手段があるのでしょうか?
- 現金
- クレジットカード(口座から翌月以降に引き落とし)
- デビットカード(口座から即時に引き落とし)
- プリペイドカード
- ネットバンキングから振り込み
- ○○ペイで送金
④大人になってから「お金を節約」する方法は?
固定費の削減
- 家賃の見直し
- 保険の見直し
- 通信費の削減
食費の節約
- 計画的な買い物
- クーポンの利用
- 自炊の徹底
生活費の節約
- 電気代の削減:使っていない電化製品の電源をこまめに切り、省エネ家電を利用します。太陽光発電
- 水道代の節約:シャワーヘッドの交換
- ガス代の節約
交通費の節約
- 公共交通機関の利用:自家用車の使用を減らし、公共交通機関を利用します。
- 自転車や徒歩:短距離の移動には自転車や徒歩を利用し、交通費を節約します。
衣服・ファッションの節約
- セールを利用:シーズンオフのセールやアウトレットを利用して、必要なものを安く購入します。
- 中古品の活用:リサイクルショップやフリーマーケットで中古品を購入します。
- 手入れを徹底:衣服や靴を長持ちさせるために、適切な手入れを行います。
娯楽費の節約
- 無料のイベントに参加:無料の地域イベントや図書館の利用を活用します。
- サブスクリプションの見直し:不要なサブスクリプションサービスを解約します。
- 自宅で楽しむ:映画鑑賞や読書など、自宅で楽しめる趣味を増やします。
節約アプリの活用
- 家計簿アプリ:支出を管理し、節約目標を設定できる家計簿アプリを利用します。
- クーポンアプリ:割引クーポンやポイントを提供するアプリを活用して、買い物をお得にします。
その他の節約術
- 物々交換やレンタル:必要なものを買わずに、友人や家族と物々交換をしたり、レンタルサービスを利用します。
- 無駄な会費の見直し:ジムやクラブの会費など、あまり利用していないサービスの会費を見直します。
DIY(自分で作る)
- 手作りのプレゼント:特別な日には、手作りのプレゼントを作ることで費用を抑えつつ、心のこもった贈り物ができます。
- 修理とリサイクル:壊れたものを自分で修理したり、再利用する方法を学びます。
- 自家製品の作成:パン、ジャム、ヨーグルトなどを自分で作り、食品の購入費を節約します。
旅行費の節約
- 早期予約とオフシーズンの旅行:旅行の計画を早めに立て、オフシーズンに旅行することで費用を抑えます。
- パッケージツアーの比較:複数の旅行代理店でパッケージツアーを比較し、最もお得なものを選びます。
美容・健康費の節約
- 自宅での美容ケア:美容院やエステサロンの代わりに、自宅でできる美容ケアを取り入れます。
- 運動の無料化:ジムの代わりに、ランニングや自宅でのエクササイズを行います。
- 健康管理:予防医学に力を入れ、健康診断や適切な生活習慣を取り入れて医療費を削減します。
その他の節約術
- キャッシュバックサービス:クレジットカードのキャッシュバックやポイント還元サービスを活用して、支出の一部を取り戻します。
⑤お金を増やす手段には、どのようなものがある?(資産運用)
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- 債券
- 保険
- 外貨
- 不動産
- 投資信託
- 株式
- 仮想通貨
大人になってから「知らなかった」「こんなはずじゃなかった」と困らないように、今からお金の知識と情報を知っておきましょう。