インフレが本格化し、買い物のたびにため息が出てしまう昨今ですが、今回は最低限知っておいてほしい家計管理についてお伝えします。
家庭の予算管理はとても重要です。日々の家事や育児だけでも大変ですが、家計簿をつけて収入と支出を記録しましょう。
家計の見える化によって無駄な支出を発見して削減することができます。
ここで重要なのは、「無駄遣いしている項目を発見」することなので、収支を1円単位でそろえる必要はありません。ざっくりと100円単位でも良いので「何に」いくらくらい支出があるのかを把握できれば問題ありません。
主婦に知っておいてもらいたい「家計の基本」7選
1.節約
節約するためには、意識的な行動が必要です。例えば、割引クーポンを活用したり、セール時にまとめ買いをするなど、支出を抑える方法を見つけましょう。規制緩和により電気とガスの利用を同じ会社で契約することで電気代・ガス代を節約できます。また携帯電話の契約はキャリアではなく格安スマホなどに乗り換えることで通信費を抑えることも可能です。
2.緊急時の資金を確保
突発的な出費や非常時に備えて、緊急時の資金を確保することをおすすめします。月々の収入の一部を普段利用している口座とは別に貯金しておきましょう。まずは10万円を目標にして、達成できれば30万円を目指します。これだけあれば安心です。
3.保険の確認
家族や自身のために、生命保険や医療保険などの保険について確認しましょう。保険は将来の不測の事態に備えるための重要なツールです。
4.投資について学ぶ
投資は将来の資産形成につながる重要な手段です。株式や債券、投資信託など、さまざまな投資先を学び、リスクとリターンを考慮した上で、適切な投資方法を選びましょう。
5.中古品やリサイクル品を利用する
高価な家具や家電製品を新品で揃える必要はありません。中古品やリサイクル品を活用することで、予算を抑えることができます。また、リサイクルショップやフリーマーケットなどでお得な品物を見つける楽しみもあります。
6.複数の店舗やサイトを比較
買い物をする際には、複数の店舗やオンラインショップの価格を比較しましょう。一つの店舗で全てを揃えるのではなく、安い店舗やセールを利用することで、お得に買い物ができます。
7.夫婦のコミュニケーション
もし夫婦が共働きであれば、収入や家事の負担を共有することが重要です。互いの期待や目標を話し合い、お金の管理や貯金の計画を共同で立てましょう。
これらは一般的なお金の知識の一部です。さらに詳しい情報や個別の状況に合わせたアドバイスを求める場合は、専門家やファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。
主婦の皆さんの負担が少しでも軽減されることを願っています。